NEWS お知らせ
2023.08.16
仕事が増える!建設現場で役立つおすすめの資格一覧
建設現場では、仕事の内容によって資格が必要となるケースがあります。試験勉強や対策が必要な資格は、取得に時間がかかる上に難易度も高い場合が多いですが、中には講習を受講するだけで取得できる資格もあるのです。
ここでは、建設現場で役立つ資格について、比較的簡単に取得できるものをピックアップしています。現場での作業効率アップのほか、建設業界へ転職する際にも役立つ資格を紹介していますので、建設系の資格取得を検討する際の情報としてお役立てください。
建設現場で役立つ取得しやすい資格:作業主任者
建設現場においては、業務によってさまざまな作業主任者の任命が義務付けられています。各作業における作業主任者の資格を取得することで受注できる仕事の幅が広がるほか、作業を効率よく進める際にも役立ちます。
建設現場で役立つ作業主任者資格のうち、比較的取得しやすい資格には以下のようなものが挙げられます。
型枠支保工の組立て等作業主任者
建設現場においてもっとも重要な工事の1つである型枠と支保工には、作業主任者の任命が必要です。
建造物の土台となるコンクリート工事は、コンクリート自体の品質も重要ですが、施工にも一定以上の技術が求められます。
型枠支保工の作業主任者の資格を取得するためには、以下のいずれかを満たしている必要があります。
・20歳以上で大学または高専または高校で土木建築に関わる学科を卒業し、型枠支保工の組立解体の経験が2年以上ある
・21歳以上で学歴専攻を問わず、型枠支保工の組立解体業務の経験が3年以上ある
要件を満たしている場合、座学による講習を2日間程度受講し、修了試験を受験することで取得が可能です。
基本的には業務経験者を対象とした資格のため、資格取得に必要な要件を満たしていれば、難易度はそこまで難しくないでしょう。
玉掛けの業務作業主任者
クレーンやデリックへの玉掛け業務を安全に行うことも、建設現場では重要となります。玉掛け技能の資格に特別な要件はなく、18歳以上であれば誰でも取得することが可能です。玉掛け機能講習には、荷重1t未満の玉掛けを行う「玉掛け特別教育」と、1t以上の玉掛けを行う「玉掛け技能講習」の2種類があります。特別教育は学科・実技併せて9時間程度、技能講習は学科・実技併せて19時間程度となります。
クレーンの運転には別途資格取得が必要となりますが、取得しやすい玉掛けの資格だけでも持っておいて損はないでしょう。現場で扱うことの多い荷重1t以上の「玉掛け技能講習」の受講がおすすめです。
足場組立等作業主任者
型枠支保工の組立と並び、建設現場において重要となる足場組立の作業主任者資格です。高さ5mを超える足場の組立や解体には、足場組立等作業主任者の任命が必要となります。
足場組立等作業主任者の資格を取得するためには、以下のいずれかを満たしている必要があります。
・20歳以上で大学または高専または高校で土木建築または造船に関わる学科を履修し、足場組立解体の経験が2年以上ある
・21歳以上で学歴専攻を問わず、足場組立解体業務の経験が3年以上ある
要件を満たしている場合、座学による講習を2日間程度受講し、修了試験を受験することで取得が可能です。
型枠支保工の資格と同様に、業務経験者を対象としているため、こちらも難易度は高くないといえるでしょう。
土止め支保工作業主任者
電線や水道管など、建設現場で地中への埋め込み作業をする際に必要となる土止め支保工作業主任者の資格です。
土止め支保工作業主任者の資格取得には「地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技術講習」を受講する必要があります。資格取得には、以下のいずれかを満たしている必要があります。
・20歳以上で中学・高校・高専・大学で土木建築に関わる学科を履修し、地山の掘削または腹おこしの取付け・取外し、土止め支保工の切りばりなどの経験が2年以上ある
・21歳以上で地山の掘削または腹おこしの取付け・取外し、土止め支保工の切りばりなどの経験が3年以上ある
要件を満たしている場合、座学による講習を2日間程度受講し、修了試験を受験することで取得が可能です。
建設現場で役立つ取得しやすい資格:重機等運転資格
建設現場で役立つ取得しやすい資格として、講習の受講で取得できる重機の運転資格も紹介します。
フォークリフト運転講習
フォークリフトを公道以外の場所で運転するために必要となる資格です。自動車登録済みのフォークリフトで公道を走る際には、別途特殊自動車運転免許の取得が必要となります。
フォークリフトの運転講習には、荷重1t未満のフォークリフトを運転する「特別教育」と、1t以上を運転する「運転技能講習」の2種類があります。
講習には事前予約が必要で、所持している運転免許の種類などによって修了までに要する受講時間が異なります。
運転免許を持っていなくても、講習を受講すればフォークリフトの運転が可能となります。普通自動車免許や大型免許を持っている場合は受講時間が短縮できます。
ウインチ運転特別教育
ウインチを運転する際に必要となる資格です。受講する会場によって、学科のみの場合と実技を含む場合があります。
ウインチの運転には、荷重に関わらず特別教育の受講が必須となるため、重量物の吊り上げやけん引などを行うことの多い建設現場では持っていると役に立つ場面も多いでしょう。
このほかにも、車両系建設機械や高所作業車、不整地運搬車など、特殊自動車の運転に関わる技能講習はたくさんあります。車両運転が得意な人は、複数の資格を取得してみるのもおすすめです。
まとめ
建設現場で持っていると役立つ資格にはさまざまな種類がありますが、その中でも作業主任者の資格は講習の受講と修了試験を受けるだけで取得できるため、比較的取得の難易度が低いおすすめの資格となります。フォークリフトやウインチなど、特殊車両の運転も1日~数日程度で取得できるものが多く、建設業界への転職などにも役立つでしょう。一人親方として従事する場合でも、受注できる仕事が広がる可能性があります。スキルアップの一環として、空いた時間で資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
FLOW サービスの流れ
STEP01
お問合せ
お客様のご要望や現在のお困りごとを、お伺いします。
疑問・質問にもお答えしますので、まずはお気軽にお問合せください。STEP02
面談
日程調整後、Webまたは直接面談を行います。
実際に顔を見てお話させていただくことで、相性などもしっかりとご判断いただけます。STEP03
ご契約
担当者との相性や条件・料金・業務内容にご満足していただけましたら、ご契約となります。
電話1本で
相談できます!
お電話でのご相談
メールでのご相談
メール相談は24時間
対応しております。