不動産営業からの転職!営業経験スキルが活かせる業界とは?
不動産営業は営業職の中でも厳しいと言われています。土日が休みではないことも多く、高いノルマや長時間労働から、転職を考える方も多くいるようです。
そこで今回は、不動産営業から会計事務所に転職した方の経験者の声をお届けします。不動産営業で身につけたスキルをどのように活用しているのかもまとめています。
これからの転職活動の参考にしていただければ幸いです
目次
不動産営業から転職を考えたのはなぜですか?
コロナがきっかけですね。コロナが流行する前は、街行く人人に声をかけたり、大企業がある街の喫煙所などで声かけたりして、不動産を購入していただき営業スタイルだったのですが、コロナが流行すると同時に街から人が消えたんです。大企業もリモートワークなどで本当に声をかけられる人がいなくなりました。
これまでの営業ができなくなり、いっそのこと別業界に転職しようと思いました。
これまでの営業経験が活きる仕事は何だろうと考え、お会いしてきたお客様に上場企業の方や士業の方が多く、士業のなかでも確定申告をしていた関係から会計事務所の仕事ってどうなんだろうと思い、調べてみることにしました。
会計事務所の求人を見ていると、簿記を持っていることが必須の事務所が多く、まずは簿記を取得してからだなと思ったのですが、税理士法人松本の求人は簿記の資格が必須ではなかったので、面接を受けてみてダメだったら簿記を取得してからもう一度転職先を考えようと思っていました。
転職先で何をやりたいと思っていましたか?
これまでずっと営業で走り回っていたので、デスクワークでPC作業をすることにすごく憧れていました。あとは、会計事務所で2年働けば、税理士試験の受験資格が得られることも調べていたので、税理士の資格を取得したいと思っています。
税理士法人松本の面接を受けてどう感じましたか?
面接は最初から代表の松本先生でした。あとで聞いたお話では、松本先生は面接には出ていないそうで、当時はすごく緊張したのを覚えています。
面接はカジュアル面談のようなかたちで、松本先生はとても明るく気さくな方で、税理士のイメージとしては固いイメージだったのですが、Webサイトと同じ明るい事務所で驚きました。
他の会計事務所は見ていないのですが、うちはちょっと普通の会計事務所とカラーが違うからねと言われましたね。でも、固い事務所じゃなく、こんな明るい事務所に転職できて良かったなと思っています。
実際に会計事務所に転職してみてどうですか?
最初は事務作業だけだと思っていたので、ギャップはありました。経営者と話す機会が多く、自分にとっては良いギャップでした。社内のコミュニケーションも活発で、他拠点の方と接する機会やLINEWORKSでいつもやり取りができるので、とても便利ですし、所属している拠点以外の方の状況も聞くことができて楽しいですね。
前職の不動産営業では、お客様をつかまえることに必死で、仕事をしているのかという葛藤や不安が実はあったんです。
税理士法人松本は前職のような走り回る営業や飛び込み営業がなく、会社のツールを使って問合せが来たり、現在契約をいただいているお客様や取引先、提携先からの紹介がとても多いです。
前職の自分からは考えられないほどの恵まれた環境で過ごせていることにとても感謝しています。あとは、報酬をもらっているのに、お客様から「ありがとう」の言葉をいただけて、担当のお客様から打合せの後にご飯に誘われてご馳走していただくこともあり、なんていい仕事なんだろうと思っています。
会計事務所に入って自分自身の自己肯定感が上がりましたね。
不動産営業で身につけたスキルはどのように活かせていますか?
不動産営業では、お客様に対して物おじせずに対応できていた部分は前職の経験が活きていると感じています。
新規の見込対応をさせていただいたときに、お客様から「話し方のリズムや話しの構成が良いですね」とお褒めの言葉もいただきました。営業をしていた分、コミュニケーション力には自信があります。不動産営業のなかでも「不動産の仲介」「ルート営業」をしていた方は、会計事務所には向いていると思います。
会計事務所に転職した際、必要だなと感じたスキルは何ですか?
入社して一番最初に必要だと感じたのは、PCスキルです。
会計ソフトのデータをそのままExcelで利用したり、Excelのデータを会計ソフトに取り込んだりする作業が発生するため、Excelスキルは本当に必要だなと思います。
あとは、お客様によって会計ソフトの使い方を教えてほしいというお客様がいたり、Excelを教えてほしいというお客様がいたりもするので、知識があると一目置かれる存在になりますね。
まとめ
不動産営業から会計事務所に転職したスタッフの体験談でした。
不動産営業と違い、お客様を自分から取りに行くスタイルから、お客様側から来ていただくスタイルとなり、お客様がすでにいる状態で話しを聞きに来てくれているという環境に、とても有難みを感じるとのことでした。
また、税金の知識を身につけることで、自分自身の成長を感じることができ、仕事に取り組むことが楽しいとお話していました。
会計事務所によって、日商簿記2級が必須の事務所や資格がなくても未経験から受け入れてくれる事務所などさまざまです。
会計事務所は全国に38,000事務所ほどありますので、ぜひ自分にカラーにあった会計事務所を探してみてください。
税理士法人松本では、未経験から税理士事務所へ転職を検討している方向けのSpeaker Deckも公開しておりますので、ご興味のある方はぜひ閲覧いただければと思います。
エントリーご希望の方は下記よりエントリーいただけます。