初めての転職で履歴書の書き方や送り方で注意すべきポイントとは?
履歴書は、自分の経歴を相手に伝える書類であり、履歴書の書き方次第で採用担当者に与える印象も変わってきます。初めての転職活動では、履歴書をどのように書けばよいのか、また送るときはどのようにすればよいのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、採用担当者に好印象を与えられる履歴書の書き方や適切な履歴書の送付方法についてご説明します。
目次
初めての転職活動での履歴書の素朴な疑問
まずは、初めての転職活動で履歴書を書くときに疑問に思いやすいポイントについて解説します。
履歴書は手書きの方がよい?パソコンで作った方がよい?
履歴書は手書きで書くのとパソコンで作るのではどちらよいのかと考えたことはありませんか。以前は、手書きの履歴書の方が好まれる傾向がありましたが、現在は、手書きの履歴書であるかパソコンで作られた履歴書であるか、それによって採用担当者の印象が変わることはありません。手書きの場合は、一文字一文字丁寧に書かれた文字が好印象につながる場合もあり、反対に、パソコンで作成された履歴書はパソコンスキルのアピールにつながる場合もあるでしょう。
履歴書は、手書きかパソコンかはそれほど気にする必要はないといえます。
当社はパソコンスキルが必要な業務となるため、パソコンで作成した履歴書を好んでいます。
履歴書は西暦・和暦のどちらを使うべき?
履歴書を書くときには、学歴や職務経歴などを記載する欄に「年」を記入します。このとき、令和〇年と書くべきか、20〇〇年と書くべきか悩むことはありませんか?履歴書は、西暦で書いても、和暦で書いてもどちらでも構いません。ただし、一枚の履歴書の中に西暦と和暦が混在させてしまうことは避けましょう。時系列の把握が難しくなってしまうため、西暦と和暦のどちらかに統一して記入することが大切です。
履歴書を手書きするときに修正テープを使ってもよい?
手書きで履歴書を書く際に、もし、誤って記入してしまっても修正テープの使用は避けましょう。履歴書は自分の経歴を相手に伝える正式な書類です。
入社を希望する企業に修正テープを使用した履歴書を提出すると、採用担当者に一般常識がないのではという印象を与えかねます。履歴書を書き間違えたら、手間だと思っても新たに書き直すようにしましょう。
初めての転職する人が知っておきたい履歴書の書き方のポイント
履歴書を書く際に必ず押さえておきたいポイントをご紹介します。
職歴の書き方
正社員で働いていた場合には、「株式会社〇〇入社」と勤務した会社の正式名称を記載します。派遣で働いていた場合は、「株式会社〇〇に登録、派遣社員として株式会社〇〇で勤務」と、派遣元の会社名と派遣先の企業を記載します。いずれの場合も配属場所や担当した業務内容も記載するようにしましょう。
退職理由は、辞めた理由に合わせて「一身上の都合により退社」、「会社都合により退社」、「契約期間満了のため終了」を使い分けます。また、現在も勤務中の場合は「現在に至る」と記載します。
志望動機の書き方
志望動機は、採用担当者に入社の熱意を伝える大切な項目です。しかし、履歴書の志望動機欄はあまりスペースがないため、要点を絞って、どのような点に魅力を感じて応募したのかをわかりやすく伝えることが大切です。
自己PRの書き方
自己PRの欄は、自分が入社した場合にどのような点で貢献ができるのかを簡潔に記載します。自分の強みやこれまでの経験、そしてそれらを今後どのように活かすことができるのかを具体的に書き、採用担当者にアピールするようにします。
自己PRこそ履歴書で最も重要な箇所であり、いかに採用担当者に会ってみたいと思わせる説得力のある自己PRを書けるかが書類選考通過のポイントともなります。自己PRの例文なども参考にしながら、採用担当者であればどのような人材を求めているかを考え、しっかりとオリジナルの文章で自分をアピールできるようにしましょう。
履歴書の送り方のポイント
履歴書が書けても、送付時にも気になることがあるでしょう。履歴書の送り方もご説明します。
※当社では履歴書・職務経歴書の提出はフォームからの添付でお願いしております。
履歴書は二つ折りの状態で封筒に入れる
履歴書を封筒に入れるときに、小さなサイズの封筒しかないために、履歴書を小さく折りたたんで送付してもよいのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。履歴書は、二つ折りが原則です。市販されている履歴書もA3サイズやB4サイズのものを二つ折りにして売られています。送付する際にも二つ折りの形のまま、送付するようにしましょう。
履歴書送付時の宛名の書き方
履歴書を送付するときには、都道府県名から正式な住所を書きます。中央に会社名と送付部署を書きます。会社名を書くときには(株)などと省略せずに、正式名称を記載します。
人事部に送付する場合は「御中」を付け、採用担当者の名前がわかっている場合には部署名と名前を書き「様」を付けます。御中と様を併用することはありません。
また、封筒は丁寧な字で誤字のないように気を付け、縦書きで書くようにしましょう。
封筒には「履歴書在中」または「応募書類在中」と記載する
受け取った人が何の書類であるかがすぐわかるように、封筒の表側には「履歴書在中」と記載します。履歴書以外に職務経歴書等も送付する場合には「応募書類在中」と書きましょう。書く場所は、封筒の左下です。
まとめ
初めての転職の場合に知っておきたい履歴書の書き方や送り方をご紹介しました。誤字があったり、修正テープを使ったりした履歴書は、一般常識から外れたものであり、そのような履歴書からは応募に対する熱意も伝わらないはずです。履歴書を書く際には、誤字のないように気を付け、丁寧に作成するようにしましょう。
また、自己PR欄は履歴書の項目の中で最も重要な箇所です。採用担当者に自分の経験やスキルをしっかりアピールできるように、よく考えて文章を考えることをおすすめします。
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