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株式会社ミツカル×税理士法人松本対談

会計事務所向け採用支援を通じて、株式会社ミツカルから見た税理士法人松本

  • 城之内 楊 様

    株式会社ミツカル 代表取締役

    自身のキャッチフレーズ

    5年後・10年後の日本企業が世界で再び輝くための 「人材」に関する悩みをすべて解決します

  • 松本 崇宏

    税理士法人松本 代表

    自身のキャッチフレーズ

    情熱家であれ! より多くの「笑顔」と「ありがとう」をいただき続けるために。

松本

城之内さん、本日はリクルートサイトのインタビュー取材にご協力いただきありがとうございます。
簡単に「株式会社ミツカル(https://mitsukaru.cc/tob/)」をご紹介させていただければと思います。
株式会社ミツカルさんは会計事務所専門の転職予備軍検索プラットフォームを運営されております。
特徴としては、他エージェントとは違い、料金も定額制を採用。会計事務所経験がある方、現在会計事務所で働いている方が登録されているため、即戦力の方とお会いできるこれまでにないプラットフォームを運営されております。
会計事務所としては、とても良いサービスモデルだなと思います。

城之内様

さっそくミツカルのご紹介をいただき、ありがとうございます。
本日はよろしくお願いします。

松本

こちらこそよろしくお願いします。では、インタビューを開始させていただきますね。
株式会社ミツカルさんから見て、現在の税理士業界はどう見えますか?

城之内様

色んな意見があると思いますが、業界自体が沈んでいると言う方もいますが、私は業界が沈んでいるとは思わないですね。
税理士業界は最強のサブスクモデルだと思っていて、1回契約すると継続平均年数は7年くらいだと言われています。この平均はNetflix (ネットフリックス)の契約期間より長くて、税務業務が無くなる理由がなく、マネーフォワードやfreeeにより業務が効率化されることは出てくると思います。
「税理士試験を受ける受験生が減少している」「税理士報酬の単価が下がっている」など言われていますが、やり方の問題で業界自体は伸びていっていると思いますね。

松本

私も同じ意見ですね。
中小企業零細企業が99.7%ある世の中で、申告納税制度を保ちましょうと言われている状態で、税理士がすぐ居なくなるかと言うと、それはないですよね。
エストニアで税理士が居なくなったと言っていますが、まず、エストニアの人口と日本の人口が違いますし、日本では個人情報が何だ倫理がどうだと言われ、日本の技術的には可能でしょうけれども、すぐには難しいと思いますね。
私たち税理士の仕事はお金をいただいて、お客様から「ありがとう」と感謝される仕事なので、こんな良い仕事は他に無いと思うんですよね。

城之内様

はい、おっしゃる通りですね。

松本

城之内さんは、今後どんな税理士事務所が生き残って行くと思いますか?

城之内様

もう2極化しているので、あれですが、お世辞抜きで、松本さんのところみたいに規模を大きくしている税理士事務所は勝っていくと思います。
規模が大きくなると従業員数が増えるので、サービスの幅を増やすことができますよね。
じゃぁなんでサービスの幅を増やさないといけないかと言うと、3万何千ある税理士事務所の業界平均従業員数は約4.6人なんですよ。4.6人でできるサービスというのは税務申告が主になってきて、20~30社の月次試算表を作成して、決算書を作成して申告してとなると思います。
そのなかで融資や事業承継をやっていこうとなると、どうしてもキャパオーバーになってしまいますよね。そうなると、お客様からサービスが薄いよねと言われてしまうことになり、他の税理士事務所に乗り換えされてしまうことになります。
今回コロナがきっかけで、乗り換えが無茶苦茶獲得できている事務所は規模の大きな事務所で、逆に規模が10名未満の小さな事務所はお客様が減っている状況です。
だから、規模が大きな事務所は勝っていくと思います。

松本

たしかに、そうですね~。

城之内様

もう1つあるのが、税理士業界はこれからM&Aが特に多くなっていくと思います。
資本力が大きいのは規模が大きい事務所になってくるので、小規模の事務所がM&Aされていくかたちになると思います。
10名未満の小さな事務所が生き残っていくとなると、例えばですが、国際税務だけ専門でやりますという事務所は残っていくと思います。

松本

先生と社員1名パートさん1名など小さな事務所は潰れないとは思いますが、継続企業としては生き残れないと思いますね。
先生が一生プレイヤーとしてやるのであればいいですが、従業員さんを雇用するとその従業員の将来も考えてあげなければなりませんし、雇用の問題がどうしても出てきますよね。

城之内様

そうですね~。

松本

城之内さんから⾒た税理⼠法⼈松本はどう見えていますか?

城之内様

アックスコンサルティングの時からお付き合いさせていただいておりますが、松本さんのところは成長されていますよね。
拠点も増えていますし、従業員数も増えて、売上もお客様の数も増えているとなると、一般企業のなかで言う勢いのあるベンチャー企業のなかの成長企業にあたりますよね。
そうすると、働く側からするとシンプルに良いですよね。成長している企業と成長していない企業であれば、成長している企業に行きたいと働く立場からは思いますし、自身のキャリアステップも見えやすいし、給与も上がっていくのが見えるじゃないですか。

松本

そうですね。

城之内様

ミツカルでも転職者をご紹介させていただいておりますが、松本さんのところは最初に紹介させていただいていますね。
「成長」「規模」「エリア」が良いので、紹介しやすいんですよね。働く人はやはり家から近い場所で働きたいと思っている方が多いです。
「どのエリアに住んでいますか?」「世田谷区です。」となると、松本さんのところは渋谷オフィスも新宿オフィスもあるので、話がすぐにできます。

松本

自宅から近いに越したことはないですよね。
少し話が出たので次の質問をしたいのですが、他事務所と比較して税理士法人松本はどうですか?

城之内様

先ほどの話もそうですが、権限移譲がすごい事務所だなと思いました。松本さんと同じ規模の事務所も支援させていただいていたことがあるのですが、代表だけの事務所なんですよね。その事務所の幹部会なども参加させていただいたのですが「経営に参加する気持ちがない」「当事者意識がない」幹部の方が多いですね。
以前、松本さんのところでロープレセミナーをさせていただいた時も、皆さん当事者意識があり、みんな手を挙げて発言していて、積極的に参加しているのが印象的でした。内職している方などいなかったですね。

松本

たしかに権限移譲はしていますね。
大阪から東京に進出する他士業の方に、以前質問されたことがあって「経費の枠をどのくらい渡すんですか?」と聞かれたんですね。
経費の金額の枠なんてどうでもよくて、目線がそこなんだなと感じたことがありました。
幹部を幹部として見ていないというか…。経費なんて使う時は使いますし、使わない時は使わないですし、結果が出ていなければ文句を言われますよね。

城之内様

そうですね。でも、そういう事務所のほうが大半ですよ。

松本

そうなんですね。権限移譲はこれからももっと実行していきたいです。
次に質問になります。求職市場から見た当社は魅力がありますか?
こんな質問「はい」か「Yes」か「喜んで」しかないような質問ですがお願いします(笑)

城之内様

はい、めちゃくちゃありますよ。魅力が無ければミツカルから紹介が出来ません。
まず、求職者に「この事務所どうですか?」と聞きますので、そこで求職者からOKが出なければ紹介することが出来ません。たくさん紹介出来るのは、それだけ魅力があるということになります。

松本

いつも、たくさんご紹介いただいてますよね。本当に有難いなと思っています。
これからもよろしくお願いします。
求職者から見た税理士法人松本の改善点があれば教えてください。

城之内様

ストレートに言ってしまうと業種ですね。

松本

あ~あ、それはありますね。

城之内様

今回ご紹介させていただいた方のなかに、業種が気になり辞退された方が1人いましたよね。ご結婚されていて、奥様の見方が気になると。

松本

まぁまぁそうですよね。それぞれの考え方がありますから、それは受け入れていかないと。

城之内様

それ以外は特に見当たらないですね。
入ってキャリアステップは見えますし、ある程度残業はあるにしても、残業時間が150~200時間なんてないじゃないですか?実際にそういったブラックな事務所はありますからね。

松本

えっ?それはないですね。そんなブラックな事務所まだあるんですね。

城之内様

そうですね。

松本

うちも2021年にようやく売上10億円規模になってきたので、税務調査以外にも業種展開など、これから売上の柱をもっとたくさん立てていくことが出来るようになってくると思います。
2022年も各オフィス責任者から事業計画をもらっていて、目標としては売上12億できていて、翌年が15億すぐ20億と計画されていましたね。

城之内様

売上20億までいくと税理士業界ではトップ30以内に入ってきますよね。

松本

そうですね。売上20億までいくと給与の面もさらに改善できると思いますね。
給与が高くとも土日来い!となるとあれなので、労働環境面とのバランスをとりながら進めていきたいですね。

城之内様

働く側としてはそうですね。

松本

そろそろ時間になりましたので、インタビューを終了させていただければと思います。
今日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

城之内様

はい、こちらこそ引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。

松本

ありがとうございました。

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