2024.12.2
  • 税務調査

税務調査当日の服装は何が良い?好印象となる服装やNGなポイントをわかりやすく解説

この記事の監修者

松本 崇宏

税理士法人松本 代表税理士

松本 崇宏(まつもと たかひろ)

お客様からの税務調査相談実績は、累計1,000件以上。
国税局査察部、税務署のOB税理士が所属し、税務署目線から視点も取り入れ税務調査の専門家として活動。多数の追徴課税ゼロ(いわゆる申告是認)の実績も数多く取得。

税務調査の日が近づいてくると、多くの人が書類の準備や確認に追われるものです。準備する物はたくさんありますが、意外と忘れがちなポイントが「服装」になります。

人は見た目が9割ともいいます。税務調査官と直接対面する際の第一印象は、非常に重要です。

そこで今回は、「税務調査を迎える際の服装」について解説します。「好印象を与える服装のポイント」や「NGな服装」も紹介しているので、当日悩まないためにもぜひ参考にしてください。

税務調査で好印象を与えるための服装のポイント4点

税務調査を受ける際、なるべく好印象を与える服装にしたいものです。どのような服装にするのか迷った際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 清潔感が大切。身だしなみを整える
  • シンプルで落ち着いた色合いにする
  • アクセサリーは控えめにする
  • 不潔な印象を与えないように注意する

清潔感が大切。身だしなみを整える

税務調査で最も大切なのは清潔感です。清潔感のある服装は信頼に直結するため、身だしなみには気を付けましょう。意中の相手とデートに行くのを意識すると、わかりやすいでしょう。

例えば、シャツやスーツはシワをしっかり伸ばし、ヨレヨレの服は避けてください。清潔感があるなら、普段の服装でOKです。わざわざ、普段着ていないスーツを着る必要はありません。

髪型も整え、身だしなみにも注意を払えば、相手に誠実な印象を与えられるでしょう。

シンプルで落ち着いた色合いにする

服装は、なるべくシンプルで落ち着いた色合いの物を選んでください。相手に安心感を与えるため、好印象を持たれやすくなります。派手な色やデザインは調査官に軽率な印象を与える可能性があるため、避けたいポイントです。

例えば、黒やネイビー、グレーなどの無地のスーツやシャツなら安心感を与えられます。大人向けの落ち着いた雰囲気を意識しましょう。

アクセサリーは控えめにする

普段アクセサリーをしている人は、控えめにしてください。余計な印象を与えないためにも重要です。なるべく大きなアクセサリーや目立つジュエリーは避け、シンプルで目立たない物を選びましょう。

例えば、小ぶりな時計やシンプルな結婚指輪あたりがオススメです。過度に装飾していると信頼感を損なう可能性があります。

不潔な印象を与えないように注意する

不潔な印象は、税務調査官に不信感を抱かせる原因になります。シワや汚れ、臭いのある服装は絶対に避けましょう。

例えば、スーツやシャツは洗濯・クリーニングをしておき、靴もしっかり磨いておくと安心です。細かい部分まで清潔感を保ち、信頼を得られやすい服装を意識してください。

税務調査の服装でNGなポイント3点

税務調査を受ける際、避けた方が良い服装があります。以下の3つに当てはまる物は着用しないようにしましょう。

  • カジュアルすぎる服装を避ける
  • 高価なブランド品は控えめにする
  • 露出が多い服装を避ける

カジュアルすぎる服装を避ける

カジュアルすぎる服装は避けましょう。ジーンズやTシャツ、スニーカーなどは、ビジネスの場において不適切です。個人事業主として普段からその格好で働いている場合は、なるべく清潔感のある物を着用してください。

カジュアルな格好は「軽視されている」と感じさせてしまう可能性があります。あくまでもビジネスの場として、適切な服装を選びましょう。

高価なブランド品は控えめにする

高価なブランド品は税務調査を受ける際に不要です。派手なブランド品や目立つロゴのある服装は誤った印象を与えかねないため、控えめにしましょう。

例えば、高価な時計やブランドスーツは、あまりに目立つと「見せびらかしている」と捉えられる可能性があります。それしかない場合は、つけないのも選択の1つです。

露出が多い服装を避ける

露出が多い服装は、ビジネスの場にふさわしくありません。税務調査の際には身につけないようにしましょう。特に夏の暑い時期で良くやってしまう、ノースリーブや短パンは避けてください。税務調査の場には不適切です。

露出を控え、長袖シャツやパンツスタイルでしっかりとした印象を与えるようにしましょう。病気などの特別な理由を除いて、税務調査を受ける側が、肌を露出する必要はありません。過度な露出は相手に不快感を与える可能性もあるため、注意しましょう。

税務調査の当日の心がけ

税務調査注意点

税務調査を受ける当日は、意識したいポイントがあります。以下の3つは重要なので、事前に心がけておきましょう。

  • 時間を守る
  • 雑談も調査だと考える
  • 自宅の場合は部屋を綺麗にしておく

時間を守る

税務調査の日には、時間厳守を徹底しましょう。社会人にとって、時間厳守は当たり前です。時間にルーズだと、相手に対して誠実さを欠く印象を与えてしまいます。

余裕を持って早めに現場に到着したり、出迎える準備を整えておいたりして、万全の状態で待つようにしましょう。調査官に信頼感を与えられます。準備は前日までに整え、遅刻しないように心がけてください。

雑談も調査だと考える

税務調査では、雑談も調査の一部です。軽い会話の中であっても、人柄やビジネスへの姿勢を探られています。和やかな雰囲気であったとしても、緊張感を保ち、適切な応答を心がけましょう。

ベテランの税務調査官ほど、自然な流れで会話の中から調査に関する情報を取得します。油断せず、すべてが調査の一環だと捉えて対応しましょう。

自宅の場合は部屋を綺麗にしておく

税務調査が自宅で行われる場合、部屋の清潔さも重要な要素です。散らかった部屋では、管理能力や信頼性が疑われる可能性があります。なるべく綺麗な状態を保ち、作業しやすいスペースを作っておきましょう。

綺麗にするといっても、基本的な部分だけで大丈夫です。例えば、資料や書類を整理整頓し、リビングや仕事スペースを整えておくだけでも大きく異なります。

部屋の状態は、自分自身を表す鏡です。綺麗にしておくとその後の仕事へのモチベーションにも影響するので、綺麗な状態にしておきましょう。

税務調査の服装は清潔感を意識してカジュアルすぎないようにしよう

税務調査の際は、清潔感を意識した服装が重要です。調査官に対して誠実さを伝えるためには、カジュアルすぎず、落ち着いた服装を選ぶようにしましょう。スーツやビジネスカジュアルのように、信頼感を与えられる服装で当日を迎えてください。

税務調査官といっても、同じ人間です。不快感を与えない服装を心がけ、社会人として当たり前の行動をしていれば、特に緊張する必要はありません。今回の記事を参考に、当日は誠実な対応を心がけてくださいね。

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